挫折経験はチャレンジした証

エンジニアの面接では、挫折経験を聞かれることが多いです。
このように企業では挫折を経験したことがある人材を重視する傾向があります。
そもそも挫折とは、何かしらの目標を立てて努力し、その結果目標を達成できないと諦める経験のことです。
つまり、途中で目標に達することを放棄してしまうことになります。

ちなみに発明王エジソンは、失敗を認めることなく数百回も実験を行うことは当たり前だったそうです。
つまり、挫折というものを経験しなかったのです。
ここまで考えると、挫折経験があるということは、物事を途中で放棄するようなこらえ性がない人間であると考えられがちです。

それでも企業が挫折経験を持つ人を求めるのには理由があります。
まず、挫折経験というものは、そもそも目標を掲げていなければ味わえない経験であるということです。
チャレンジをしない人間は挫折とは無縁です。
つまり、挫折を味わった人は、何かしらの目標を掲げて努力をしたという経験を持っていると見なされるのです。

そしてそのような人は、自らを成長させようとする本能を持っていると捉えられます。
これが多くの企業が挫折経験を持つ人材を欲しがる理由です。
ちなみに挫折を経験しない人間にはふたつのパターンに分けられます。
失敗と認めずにチャレンジを続けるハングリー精神を持つ人か、真逆にチャレンジそのものをしたことが無い人です。
どちらのパターンかは判断が難しいので、ベストではないけれどもベターな選択として挫折経験を持つ人材を求めるわけです。